『ラスコーリニコフの日』読了

1995年度の作品であるが、ひょんなことからインターネットで選ぶミステリー大賞の1位であったことから読み始めた。作者は京大の法学部とかで、かなり某テロ国家についての記述がきわどい表現で記されている。本当にこんな裏の世界がまかり通っているのかな?と思うような内容で、政治や警察権力について新たな視点で見なければと知らされた。どこまで、信憑性があるかはわからないが、限りなく真実に近いと思わせてくれる作品だった。