2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧
なんだかばたばた忙しく読み物を確保できなかったので 本棚に読まずに置きっぱなしだった『マンガ聖書物語』を読む。 旧約聖書、新約聖書の2冊だったが、意外に知らないことばかりで 終始「ふーん」「なるほど」と思いながら読む。マンガ 聖書物語〈旧約篇〉…
家に帰ってテレビを見たらシギアスケートを放送していた。中野選手の曲は ショスタコーヴィッチのロマンスと出ていたが、なかなかロマンティックな 曲なので調べてみた・・・映画『馬あぶ』のVIII. Romance であるようだ。 この『馬あぶ』は1955年作曲で…
ついに、この作品で今年1月1日から数えて100冊を達成した・・・が どうもノルマ達成に心奪われてしまったような気もしないではない。 読了1,2,3・・・と数字を入れるのは来年からやめようと思う。 好きな本を、じっくりと読み味わうことに次年度は頑張…
一人の女性を愛し続け、自らの人生のすべてとした男の生き様を描いた作品で 相手への純真な愛を貫いたストイックな恋愛が描かれている。 6ヶ国語に翻訳され、ゲーテの『ウェルテル』と並ぶ浪漫派作品という評価も されている。戦前に描かれているが、古めか…
今日は休みを返上し、地域文化際なる催し物に参加。 仲間と「輪投げ」の屋台を出して、小さい子どもを相手に テキヤさんまがいを半日行う。 なかなか入らない子どもには、おまけをどんどんしてあげたので 赤字ではあったが、楽しい「輪投げ」になった。 地域…
この作家の感性に弾かれた。難解な主題ではなく、日常を描きながら ふとノスタルジックな感傷を感じる場面を上手く抜き出している。 デートも出来ないサラリーマンの「僕」が、社会人と恋人との間で葛藤する姿。 バイト先の人気者の女の子に恋する「俺」。芸…
いやー今日もお仕事で渋谷のNHK、お台場の日本科学未来館と歩いて回った。 疲れた疲れた・・・帰りには雨にも降られ「しおしお」だったが、どちらも初めて だったので結構楽しめた。
読了98 遠藤周作『夫婦の一日』夫婦の一日 (新潮文庫)作者: 遠藤周作出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/02/29メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る
キリスト教を信ずる作者ならではの夫婦観がにじみ出ている作品集 である。こうして読んでいくと遠藤周作はキリスト教に救われながら キリスト教を信じる自分に苦悩してきたのだなぁとつくづく思う。 同じキリスト信者である妻が度重なる不幸を嘆き占い師にみ…
東京都交響楽団 プロムナードコンサート No.329(10/18) 会場:サントリーホール 指揮:イラン・ヴォルコフ ヴァイオリン:南紫音 ハイドン:交響曲第26番 ニ短調 『悲しみ』 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35 ブラームス:交響曲第2番 …
すごい作品に出会った。死をテーマにした短編集だが、この作家すごすぎる。 作家のプロフィールを見ると、作品の随所に自分のことと思われる箇所があり 作家や書名、地名など実名があり・・・どこまでが虚構なのか、事実なのか? あまりにもリアルすぎる表現…
一日仕事でフィールドアスレチックへ行く・・・へとへとになって戻る。 さすがにその後の会議は疲れてうとうとしてしまったzzz しかし、天気が良くてお弁当もおいしかった。たまにはこんな日もいいなぁ。
図書館で気になって手にしたこのタイトル「秘密屋」・・・ まるでグリコ森永犯と直接話しているような雰囲気に引き込まれ、一気に 読んでしまった。なかなか面白い発想の本である。 依頼をするとどんなことでもやってのける秘密屋。 その秘密屋を調べている…
『リトル・バイ・リトル』で自然体の文章に魅力を感じたので 第44回群像新人文学賞優秀作を受賞した表題作の短編集を読む。 16歳の高校生が周りに影響されながら生きている話なのだが その生活ぶりにはちょっと賛同しかねたのでどうしても主人公が 自分に…
昭和20年4月の沖縄戦における凄惨な戦いを一少年を通して見る。そこには 敵国アメリカで日本に同化する訓練を受けた二世が二人おり、彼らとの関わり の中で、日本の将兵の生き様に疑問を抱いていく。 随所に見られる悲惨な戦時下の状況はよく調べられてお…
仕事場の周辺の地域活動の一環で、お花の球根を配るキャンペーン に参加。会場はディズニーランド横の公園で「よろしくお願いしまーす」 と球根を配る手伝いもなかなか面白かった。 これだけ頑張ったのだから自分にもくれるのかと思ったが、ひとつ残らず 配…
今日は十三夜。月齢は12より少ないのだが暦上で十三夜とのこと。 すっきりとした夜空に十三夜の月はきれいだった。 今年は十五夜も十三夜も月をめでることができたので、良いことが あるかも・・・ 月を見てロマンチックな気分になって、ドボルザークを聴…
まさに宮部ワールドにはまってしまった。不可思議な事件の背景にある 思いも寄らぬ秘密が、少しずつベールを脱いでいく・・・・ 複線となっている金庫やぶりの技術や、主人公の父親の犯した罪が 最後に全体像を掴むキーワードになっているのは実に天晴れであ…
同僚に読み終わった本を頂戴したのだが、結構面白く読んだ。 本作に出てくる江戸の職人の生き様は、まさに職人かたぎそのもので 職人に抱く一種の憧れも、このような一筋の生き方にあるのだろう。 短編集であるが、中には物語がちゅうぶらりんのまま終わった…
この作品・・・怖い。 わけのわからない怖さが日本のホラーの特徴だと海外の人は言うらしいが この作品もまさに、何の因縁かわからないまま恐怖にさらされ続ける。 轢死の様子がリアルに書かれるなど、ややえげつない感じもしたが 映像として小説を読むには…