2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧
臨場とは、事件現場に臨み、初動捜査に当たることらしい。本書は「終身検視官」と 異名を持つ倉石検視官のするどい「検視眼」により、死がどのようにもたらされた かを極めていく過程が描かれているが、あわせて周囲の刑事、被害者家族、新聞記者 などとのド…
26日に出勤だったため、本日は代休。そこで、月曜日にもかかわらず 休館日ではない国立近代美術館の東山魁夷展へ行く。 今日は月曜日なので開館しているのを知らない人が多いと思いきや 結構な人の出だった。 東山魁夷の作品は青と緑が好きである。魁夷の作…
痛ましい事件の中でも、幼い子どもを陵辱し殺害する性犯罪は許しがたい ものである。本作では性犯罪者に鉄槌を振るうサンソンと名乗る犯人の犯行が 描かれている。 性犯罪者は諸外国ではその再犯を防ぐことより、GPSで居場所を探ったり 近隣住民に性犯罪…
今日は久しぶりに昼寝をした。最近新しい職場環境で、朝は1時間早く出勤し 帰りも今までより2,3時間遅い生活をしているためか、休日であっても朝早く 起きてしまい、どうも疲れがとれないなぁと思っていたので、昼から本を読みながら 昼寝としゃれ込んだ。 …
久しぶりに折原作品を読む。折原流どんでん返しの短編数編が載っている が、中でも俺おれ詐欺を題材にした「偶然」夜な夜なこっそり二階から出て ゆく「ひきこもり」の息子が、連続放火犯と疑う母親を描く表題作はなかなか 面白かった。 最近読書のペースが…
ユタとは下北半島でいう「イタコ」であり、沖縄における霊能力者をいう。 本作では、殺人事件をめぐり科学的な捜査を原則とする捜査と並行してユタが 犯人探しをする。この作品では犯人がだれなのかより、この沖縄に根付くユタ という存在のほうにばかり興味…
落語をベースに様々な難事件?を解決する大倉作品。 今回は、廃部の危機に瀕した落語研究会に大学入学早々に入部するはめになった主人公「越智健一」 のお話。たった二人の先輩たちに振り回されながらも、落語とは違った才能で謎解きをしていく 痛快落語ミス…
作家の元に届く実に覚えのない読者からの訴え。行った事もないところで、自分が 行動を伴にしたという女性からの手紙に、自分の偽者がいることにうろたえる。 偽者を追及する中で、訴えてきた女性たちの関係に気づくが、そんな中関係者が 殺されてしまう。犯…
4月1日付けで職場が変わりました。 あまりにも大きな環境変化で、なかなか更新ができませんでしたが 1週間と少したってようやく書き込みます。 4月1日に着任してから、朝の出勤は1時間以上早くなり、帰りも3時間から 4時間遅くなる生活が続いたので、体も頭…