プロムナードコンサート No.327 サントリーホール 指揮：ジェイムズ・デプリースト ハイドン：交響曲第88番ト長調 ベートーヴェン：交響曲第8番ヘ長調op.93 ラヴェル：マ・メール・ロワ組曲 ラヴェル：亡き王女のためのパヴァーヌ ラヴェル：ラ・ヴァルス 都…

『窓際の死神』を読んで、この作者の作品をと図書館で借りてきた。横溝正史賞を受賞した作品である。 この本でも女性心理を理解するのに四苦八苦する。ミステリー作品なのだが、内容は性愛の描写が多く 女性でなければ描けない表現が多いので、もしや？すっ…

大学の助教授同士の夫婦は経済的にも恵まれ、知的レベルも高いのだが、いつしか二人に訪れる倦怠 揺れ動く女性の心理を、女性の視点で描いた作品・・・う〜ん女性の心理、ここに登場するインテリゲンチャ の心理は読み解けない・・・難しい作品であった。

周五郎の初期の作品群。周五郎が好きなのでその原点を探ったような気になれた。

目の前に現れた、黄泉の国への使者。死と向き合ったとき、生きることの実感と 歓びを知るのかもしれない。おとぎばなしをモチーフに描く寓話的ミステリー（出版社伝） ちょっと風変わりな身近な死神の話。こんな作品を考え出す柴田よしき氏はすごい。

第１８回サントリーミステリー大賞受賞作。かつて極道だったという老人から 生まれたばかりのときに手放した息子探しを依頼され、私立探偵が探し回る うちに、様々な人々の過去を知り、自らもそのしがらみに巻き込まれている ことを知るという実に面白い内容…

藤沢の描く老武士の気骨に惚れ惚れした表題作「静かな木」

教科書でしか知らなかったフェートン号事件。その場に立ち会っているかのような 錯覚に陥った。

友人が辛い思いをしていたこともあって、１１日から書き込みを自粛 していました。今日、やっとひとつ目処がたったという知らせがあったので この間の読書記録のみ記しておこうと思います。

ところで、ふと気づけばカウンターも４万の大台に近づいてきました。 ４００００にアクセスしてくださった方がいらっしゃれば、その方に幸運が舞い込みますよう お祈り申し上げます。

大倉氏の作品は初めてであったが、軽く楽しみながら一気に読めた。 落語が大好きな者としては、落語ねたが出てきたり、演芸場の様子を伺い知る ことができて、そういった部分でも楽しめた作品である。 落語の季刊雑誌の編集を入社早々任せられる主人公の周り…

大学の同窓会準備委員会を発足させたので、今日は幹事会で いつもの銀座７丁目ライオンで会合。 帰りは酔い覚ましに銀座をふらふら歩き、京橋のエクセルシオールで 本を読んで日本橋まで・・・・ i-podでバッハのアリオーソを聴きながら歩くと、周りの見知ら…

標題の「レキシントンの幽霊」をはじめ「沈黙」「トニー滝谷」「七番目の男」などの 短編を収録。前に読んだ『イッツ・オンリー・トーク』の非日常と違って、これらに 描かれているのは、ありえない非日常或いは非現実的な世界であるが、自分の現実を 照らし…

第96回文學界新人賞を受賞し小説家デビュー作品である。表題作の「イッツ・オンリー・トーク」と 「第七障害」の２編が収められている。 「イッツ・オンリー・トーク」はうつ病、痴漢、蒲田、政治というキーワードで 綴られ、いかにも芥川賞候補らしい作品の…

白金や広尾といった町を背景に、バブル崩壊前の古きよき時代の不思議な話。 中でも三助あがりの銭湯の主人が、高名な画家の残した「タイル絵」を巡る 出来事を描いた作品の中で、昔の銭湯の様子を薀蓄を混ぜながら描いた「タイル絵」 や、戦争が始まる頃、中…

今日は朝から天気も上々・・・久しぶりにチェロの練習♪ ヘンデルのヴァイオリンソナタを音楽ソフトで楽譜にし、伴奏部分をチェロで弾いて遊ぶ。 大好きな3番のアレグロはイ長調なので、ト長調に移調して弾きやすくする。 曲は下のサンプルの１４曲目です。興…