『終戦のローレライ』読了。

読み応えがかなりあった。最終章があることこの話を引き締めている。自分は太平洋戦争とは何であったのかを考えながら、最終章を読んでいた・・・福井晴敏の文体は結構重く、随分古い言い回しをしているなとか、この日本語は今では死語に近いなと思う箇所が結構ある。しかし、舞台となっている時代背景と取り上げているテーマからして、妥当であったと読み終わった今あらためて思う。
読み進める中で、この場面を映像化すると一体どうなるかと、映画『ローレライ』を読後に見るぞ!と決めていたので、午前中映画館へいそいそと・・・映画鑑賞のカードのポイントがたまっていて今日はただで見ることができると喜び勇んで出かけたが、カードの期限切れで更新をすると、たまったポイントは明日以降でないと使えないという非情なる答えに腹を立て「今日は更新だけでいいです」と言い放ってしまいとぼとぼ帰る羽目に・・・土曜日にでも出直そうと調べてみると明日の午前中で公開を終了とのこと・・とほほ。意地を張るものではないと反省・・・