CD試聴記

ウェーバー『魔弾の射手』指揮;サー・コリン・デイビス
ドレスデン・シュターツカペルレ
図書館から借りてきた。1990年の演奏であり音質は良い。聴きなれているカルロス・クライバーの同ドレスデン・シュターツカペレに比べ、全体的にテンポが遅めで、ペーター・シュライヤーのマックスの方が臨場感が溢れているようだ。大好きな第1幕キリアンの「お前さまはこのわしを王様だと見てくださいよ」第3幕の狩人の合唱では、もっとテンポをあげて欲しかった。しかし、2幕のアガーテ、エンヒェンの2重唱は二人のソプラノの歌声はすばらしい〜♪
それにしてもウェーバーのこのオペラはとてもよくできていると思う。歌や合唱もきれいな調べが多く一度聞いたらそのよさがわかるだろう。あまり日本では上演されないのが残念・・・山野楽器でもウェーバーのオペラは数少ない。ウェーバーモーツアルトの親戚なのにもかかわずあまり評価されていない(関係ないか・・)
ハイドン ホルン協奏曲ニ長調 ボコルニーホルン協奏曲ニ長調
ヘルマン・バウマン(Hr)指揮;アイオナ・ブラウン 
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
おお!ハイドン〜♪久しぶりの掘り出し物発見!この天真爛漫な明るさはなんだ〜。聴かせどころをちゃんとこころえているハイドンおじさんから元気をもらえたという感じ。ただ、2番についてはハイドン作について物議をかもし出しているとのこと。さらに2つのホルン協奏曲にいたっては「おや、これどこかで聴いたことがあるなぁ」と思うのだが、解説には2番以上に本人作かどうか疑わしいらしい。でも、このメロディは結構有名なはず・・・どこで聴いたのだろう?