読書『図書館の神様』読了

主人公・・・友人の自殺をドライに考えつつも、墓参りを欠かさない。教師に向いていないと考えながらも、生徒と正面から向き合っている。不倫の不合理を理解しつつ、愉しんでいる。そして、結局はきっぱり解消できる。場面は違っても、人は大抵そんな二律背反の生き方を平気でしているんだろうな。気づいても気に留めない。自分もそうだったんだなと読み終わったあとにしみじみ思った。すぅーっと入ってきて、ん?と振り返る作品。

図書館の神様

図書館の神様