プログラム

フンク:組曲より第1曲「アダージョとフーガ」
バーバー:アダージョ
ポッパー:ポロネーズ
フィッツェンハーゲン:アヴェ・マリア
ヴィラ・ロボス:ブラジル風バッハ第5番
ビートルズ:イエスタディ
ピアソラリベルタンゴ
アンダーソン:トランペット吹きの休日
アンダーソン:フィドル・ファドル
クラシックだけでなく、タンゴやポップスをチェロ版に編曲した内容で、チェロの音色を十分堪能できる内容であった。途中、古川氏より曲の説明や、メンバーの紹介など、実に楽しい雰囲気の演奏会であった。ブラジル風バッハでは原曲通りソプラノの歌唱も加わり、迫力ある演奏であった。
緩急の曲を交互に演奏しながら、チェロの演奏による表現の可能性が発揮できていたように思う。こんな演奏を是非したいなあぁ・・・と思いながら、実は、紅一点、高橋純子さんのファンとしても大いに満足のいく演奏会であった。ちなみに、ポッパーのポロネーズでは中間部に高橋さんが主旋律を弾かれる音を聴いてうっとりしていました。チェロはそれぞれに音色が違うのだなとあらためて感じた次第です。
アンコールにはホルストのジュピターが演奏された。カーテンコールの際に丁度地震があり驚いたが、都響のファンである自分にとって実に満足した演奏会であった♪