樅の木は残った(上)

日本婦道記の読了後、さらに山本周五郎の作品の魅力に惹かれてきています。
樅の木は残ったの上巻読了。
先日まで野間宏の『真空地帯』を読んでいましたが、どうも文章が頭の中で空回りし断念・・・そして周五郎の『樅の木・・』に鞍替えをしたのですが、つくづく周五郎の作品は、文章がじつに自然に入ってくると実感。
ただ、この作品登場人物がやたら多いのと、人物を居城の地名や肩書き、名前などで呼ぶので、しっかり人物名前を把握していないと、わからなくなります。そこで、見つけたのが登場人物をまとめているホームページ。人物と簡単な紹介を一覧にして印刷し、本にはさみながら読み進めています。
物語の展開も実に面白く、今後の展開が愉しみ・・・♪