読んでいた作品を、最後まで読む。このシリーズは本の復権を願い「かつてこどもだった
あなたと少年少女のための」を合言葉に講談社より刊行されているミステリレーベルの中に1冊。
主人公の子どもの目を通して、不思議な事件を追っていく手法だが、最後の最後に不思議な事件の
秘密が解き明かされる。子どもから見た大人の世界をうまく表現し、最後のどんでん返しに
目をぱちくりさせられた・・・・決して子ども向きのミステリーとして読んではいけない
読み応えのある内容であった。最後の展開を予想して読む人が果たして何人いるか・・・