読了 折原一『異人たちの館』異人たちの館 (講談社文庫)作者: 折原一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/07メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 109回この商品を含むブログ (15件) を見る

いや〜この作品は一気に読んでしまった。話の展開にスリルがある。まるで少年探偵団
になったような気になってしまった。読んでも読んでもいつも謎があり、霧がかかったような
中で、この先の展開が待ち遠しくなる。これは、病気のときに読んではいけない・・・
読みつかれては寝て休養し、また起きては読んでしまう。
体調は、徐々によくなってきたが・・・この作品を読まなかったらもっと回復が早かったであろう。
いや〜体に毒な本である。最後の展開に度肝を抜かれ病の床へ・・・・
しかし、ここまで話が絡み合った作品は読んだことがない。まるで織物のように伏線が入り乱れる
作品である。作者の思うがままに読者は振り回されること請け合いである。
折原氏に完敗・・・してやられたり