社会人の学び

古い友人がK大学の大学院に合格した。研究について話がしたいと銀座で食事を
しながら遅くまで話し込んだ。メディア論として教育改革をテーマにしたいと
いうことであった。格差社会、世界の恒久平和も見据えた研究にも意欲を持っ
ていたので、こちらも少なからずよい刺激をもらったなという感があった。
社会人の大学院での研究には、経験に基づいた理念と研究成果の見通しを持たなくて
はならないであろうし、それが期待されているだろう。
友人の話にはまだまだ夢見ごこちな感があってついつい偉そうなことを言ってし
まったが、自分自身もまた最近木を見て森を見ていなくなっていないかと反省もした。
しかし、これからゆっくり時間をかけて脳みそを叱咤激励する時間ができるのも
羨ましい。先行研究の論文も大学図書館で入手でき、取り寄せてもくれる環境はいう
に及ばず、新刊本も生協で1割引で購入できる。それ以上に若いものたちと一緒にいる
だけでいい刺激になる。
いい年をして変な顔されながらも学割で映画を見ることができるのもちょっとは嬉しい。
帰りに二人で本屋に行ったが、友人に触発されて何冊か手に帰途へ。