コンサート♪

久しぶりの更新になってしまった・・・お恥ずかしい。
今日はサントリーホール都響のコンサート♪
プロムナードコンサートNo.335
指揮:オレグ・カエターニ
ピアノ*:ミシェル・ダルベルト
曲目
ニコライ:歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
フランク:交響変奏曲
R.シュトラウス:ブルレスケ
シューマン交響曲第4番 ニ短調 op.120 第1稿(1841年)
はじめのニコライは流麗な指揮ぶりのカエターニが得意としているような
明るく華やかな演奏であった。ニコライといえばこの曲だがいい曲だ。
オペラ全体を聴いたことは無いのだが、今度聴いてみたいものだ。
ピアノのダルベルト氏はNHKのピアノレッスンに登場していたようで
その弾きっぷりは実に美しく見とれてしまった。
フランクの曲は冒頭の暗さがあまり好きではないのだが、後半の盛り上がり
はじつにすばらしかった。好きでない曲もコンサートでじかに演奏を見ると
好きになるものだが、この曲もそのひとつかもしれない。
ブルレスケはシュトラウスの若かりし頃の作品で、ビューローをして
演奏不能と言わしめた難曲だそうで、演奏を見ても鍵盤をたたく指使いの
難しそうなこと・・・驚いた。その曲を難なく弾くダルベルトに愕然とした。
まっ曲は若い頃の作品だけに、やや荒削りだなぁと感じたが・・・
シューマンの4番は、いつも聴きなれていた第2稿とは違って、古典的な
響きを感じさせてくれた。主題は同じなのにオーケストレーションの違いで
こも印象が違うのかと驚いた。第1稿もなかなか味がある。
ピアノのダルベルト氏のアンコールはR.シュトラウスの「4つの最後の歌」の
第3曲「眠りの前に」とシューベルトピアノ曲、オーケストラのアンコールには
シューベルト交響曲第3番より2楽章アレグレット。R.シュトラウスの曲は
帰ってからホールに記された曲名で調べても出ておらず、いろいろ探し回ったが
やっと見つけた。アンコールではピアノとヴァイオリンのソロに編曲してあったが
本来はオーケストラを伴奏にしたソプラノの歌曲である。
何度聴いてもいい曲で実にすばらしい。シュトラウス晩年の曲である。
http://ml.naxos.jp/work/148534