2009-08-08から1日間の記事一覧

弦楽四重奏曲 第7番 変ホ長調 K.160 (159a)

ミラノシリーズ最後の曲だが、3楽章はザルツブルクに帰ってから加えたらしい。 この曲はまさにディベルティメントそのものだ。華やかで、活気があって・・ 1楽章の冒頭は有名なディベルティメントのテーマではないか・・・ Eder Quartet http://ml.naxos.j…

弦楽四重奏曲 第6番 変ロ長調 K.159

ミラノシリーズ唯一「緩」から始まる3楽章構成の曲。 2楽章はまるでシンフォニーのようなスケールなのに驚く。3楽章はディベルティメントかな。 Eder Quartet

弦楽四重奏曲第5番 ヘ長調 K. 158

うーん、ヴァイオリンを歌わせているのが1,3楽章で前面に出すぎている感があって あまり好きになれない曲かな・・・しかし、2楽章はカノン風ソナタ形式で実に艶やか。 様々な色彩に変化していく。 アメリカ弦楽四重奏団

弦楽四重奏曲 第4番 ハ長調 K.157

わお!この曲には華がある・・・チェロやヴィオラの使い方がなかなか乙である。 1楽章第2主題ははっとさせられるいい響きである。 3楽章は「おや?これモーツアルト?」という意外性のある出だし。走り回って、駆け回って あっという間に終わってしまう、…

弦楽四重奏曲第3番 ト長調 K. 156

「ミラノ四重奏曲」の第2曲目。オリジナルの短調の第2楽章は、父レオポルトに聴衆に合わない難しい曲だと 書き直させられている。現在演奏されるのは書き直されたものだが、Eder Quartetではオリジナルも合わせて 演奏されている。オリジナルのほうが自分…

弦楽四重奏曲 第2番 ニ長調 K.155 (134a)

1772年第3回イタリア旅行中に作曲。この作品から第7番までの6曲は「ミラノ四重奏曲」と呼ばれ、 第5を除いて、すべて「急・緩・急」の典型的なイタリア式3楽章形式。 ディベルティメントを聴いているような明るい1・3楽章。「退屈しのぎ」の作曲とは…

弦楽四重奏曲第1番 ト長調 K. 80

モーツアルト14歳の時の作品。初めてのイタリア旅行の際に1晩で3楽章を 書き上げ、その後他の楽章を付け加えている。4楽章は17歳の時に加えたらしい。 アダージョから始まる一連の弦楽四重奏中では異質な作品である。 しかし、1楽章の旋律はなかなか…

モーツアルト 弦楽四重奏♪第一夜

終日自室で音楽を聴きながらお勉強・・・ チャイコフスキー、トレルリ、ラロと手当たりしだい聴いていたが 夕飯後よりモーツアルトの弦楽四重奏を順番に聴いていくことにする。