ハイドンがモーツアルトから影響?

いよいよ待ちに待った1月17日のアルゲリッチのコンサートが近づいてきた。
このコンサートの曲
ハイドンピアノ三重奏曲第25(39)番ト長調Hob.XV−25、
シューマン:ピアノ四重奏曲変ホ長調op.47、
メンデルスゾーンピアノ三重奏曲第1番ニ短調op.49

のうちハイドンは持っていないので、ナクソスのサイトで探す・・・
残念ながら見当たらなかったのだが、ナクソスで面白い記述を発見。

ハイドン弦楽四重奏第43番ニ短調Op.42,Hob.III-43が、
若いモーツアルトの作品に影響をされているとのこと。
「作品42は後輩モーツァルトからの逆影響説がある作品
ニ短調という調整、フーガ風終楽章といえば心に浮かぶアノ曲・・」
となぞめいた記述があるので、早速調べてみたが、どうやら
初期の作品の最高傑作といわれる弦楽四重奏第13番ニ短調K.173らしい・・・
たしかに最終楽章フーガは味がある。
ハイドンは1781年、モーツアルトは1773年の作品なので、モーツアルトのほうが
先に作曲しているが、8年も差があるので真偽のほどは今後の研究で・・・
しかし。モーツアルトは3ケ月後に名曲弦楽五重奏曲第一番K174を作曲している。
乗りに乗っていた時期なのかも知れないけど、それにしても17歳の時の作品。
恐るべしモーツアルト