マーラー&ブルックナー

今日は、一日お勉強・・・そのお供として昨日購入の
マーラーブルックナーを聴く♪
ワルターマーラー2,4,5 ブルックナー9番を聴いた。
5番のアダージェットから最終章は圧巻で、モノラルであることを忘れ
聴き入ってしまった。2番「復活」もあっさりと4楽章まできたかと思いきや
5楽章で魂を揺さぶられた感じで、ワルターの気持ちがこちらへ飛び込んできた。
ワルターがステレオで録音をしたのは、かなりの高齢になってからであるが
マーラーブルックナーともに年齢を感じさせない、実にパッショナートな
演奏であった。
おかげで、勉強の手は中断されてばかりで木曜の本番はどうもだめそうである・・
いよいよ尻に火がついてきたので、夕食後はハイドンスコットランド歌曲で
集中して勉強することに。
このスコットランド歌曲は、ブルッフスコットランド幻想曲のメロディライン
とそっくりな箇所が多いのでびっくり。
素朴で、田舎っぽいのだけど、純粋で嘘のない人情味が感じられて安心して聴くことが出来る。
ハイドンの節回しらしさは、あまり感じないのは作曲者が他にいてハイドンは編曲を依頼されたのだと解説書にある。しかし、その数400、きっとハイドンスコットランド民謡の独特な節回しをもとに、自分がスコットランド人であればと編曲に精を出したのだろう。
どことなく日本の唱歌みたいに感じるが、唱歌スコットランド民謡などが取り入れられている
からなのだろうか。いずれにしても、古きよき故郷の田園風景が思い描けるのは
素敵なことである。音楽で表題をイメージして作曲したのでないのに、聴き手の心の中に映像が映し出されることはすばらしいことだ。
「夕空晴れて・・・♪」もこの歌曲集にあるようだが、このCDは第1集なので入ってはいなかった。