ラスコーリニコフの日

「ミステリー大賞」で検索をしたら、『ラスコーリニコフの日』が輝かしい第1位ということがわかり、早速昼休みに図書館へ。ちょうど今日返却されたというので意気揚揚と借りてくる。
ラスコーリニコフといえばドストエフスキーの『罪と罰』の主人公。小学校のときに子ども版で呼んだことがあるが、大人になってからはまだない。子供心にも、老婆を殺し、シベリアへ送られるラスコーリニコフのことはとても印象深かった。ドストエフスキーは大学時代に友達に「この本を1週間で読む」と宣言し『悪霊』上中下を読んだが、それも結構ハードだったのを覆えている。夜中に読んで朝を向かえ、昼まで寝て講義をサボって、また読む・・・という日々だった。しかし、読み終わったけれど、登場人物には参った。よく出てくる名前はいいが・・・忘れたことに再登場すると、誰だったを思い出すためにページをさかのぼることも多かった。今では懐かしい。さて、きょうから『ラスコーリニコフの日』を読むぞい・・・おう!