読了

岡嶋二人 『99%の誘拐』

99%の誘拐 (講談社文庫)

99%の誘拐 (講談社文庫)

昨日サントリーホール前で並びながら読んでいた『99%の誘拐』を読み終わる。一昔前の通信手段やパソコン通信についてではあったが、かなり詳しく身代金獲得までの道筋が書かれていた。(参考にする輩が出るかも)この身代金獲得までの流れが、この話の後半を占める。時間の経過とともに犯人と一緒に身代金奪取までを共に味わうことができる。
しかし、読み終わって、前半との関連を振り返るといくつか疑問が残った。しっかり読めていないのかもしれないが、なぜ前半の犯人を、後半の犯人がわかったのか?・・・