ヘンデル オラトリオ「メサイヤ」

東京交響楽団 第532回 定期演奏会
指揮:大友直人
  ソプラノ:森 麻季 アルト:竹本節子
  テノールマルクス・ブルッチャー バス:黒木 純
  合唱:東響コーラス 合唱指揮:辻 裕久
 この曲は、はまりにはまってCDもかなり持っている。しかし、何と言っても一番初めに手に入れたオーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団メサイヤが一番。今日の演奏やいかに・・・
席は右側のRCであったので、ソプラノの森麻季さまが指揮者でやや隠れてしまう・・残念。
第1部、序奏、曲の出だしからすばらしい響きだ。生の演奏で聴くのは始めてであったので、実に荘厳で厳粛な感じで背筋を思わず伸ばして聴いてしまう。
 そしてテノールの「Every valley shall be exalted」。実にすがすがしいテノールの声質で感激す。合唱団もすばらしい・・・「 For unto us a Child is born 」「Glory to God in the highest」は、うるうる。。。第2部のハレルヤは最高だった!第3部、ソプラノ森麻季さまの「I know that my Redeemer liveth」では、感極まって涙があふれてしまった・・・やはり、こういう曲を歌わせるとぴか一である。
 この曲では、バスの歌う「 Why do the nations so furiously rage together: 」(第2部)「the trumpet shall sound,」(第3部)も、大好きである。今日のバス黒木氏の声はとても渋くてすばらしかったが、やや英語のイントネーションがもうひとつだったように感じた・・・それはそれとして、お腹から響いてくる声はなかなか良かった。
 最後のアーメンコーラスは、ややゆっくりな重厚な締めくくりとなった。
いやーメサイヤ。すばらしかった〜♪