ミシュクのピアノ

J.S.バッハ(ブゾーニ版) 前奏曲とフーガ ニ長調BWV532
モーツァルト
 ロンド イ短調 K.511
 ソナタ第8番 イ短調
ショパン
 ワルツ全14曲
 最初のバッハの第1音に驚いた。強烈な音圧が伝わってきた。なるほど、さすがミシュクだなぁと感心。ぐいぐい迫るバッハに翻弄されながら、次のモーツアルトでは一転して、繊細なタッチを披露。曲想の変化ごとに、次々に変化させる表現力にぐいぐい引き込まれていった。
 休憩後のショパンでは、全曲を一気に連続して演奏。それぞれの曲にミシュクならではの色香を添えて、味わい深く演奏。あっという間の2時間、たっぷりピアノの調べを堪能できた。