プロムナードコンサート No.316

今日は、あの有名なチェリストの息子さん。ヤン=パスカル・トルトゥリエ指揮
レスピーギ組曲「鳥」
コダーイハンガリー民謡「飛べよ孔雀」による変奏曲
ディーリアス:春一番カッコウを聞いて
ストラヴィンスキー:バレエ組曲火の鳥」(1945年版)と鳥づくし。
レスピーギ組曲も、コダーイもはじめて聴くがなかなかいい曲だった。それぞれに情景描写がとても上手い。民謡をベースにした曲だからか、人間臭いメロディーだったような気もする。親しみがわくんだな、民謡ってのは・・・
ストラヴィンスキー火の鳥も実に迫力のある演奏だった。すばらしい指揮ぶりであった。まずもってトゥルトゥリエの指揮が、まさに飛ぶ鳥のような、体操のお兄さんのようなダンス系の指揮であって、それがなかなかきまっている。この指揮者、これから注目されるのではないだろうか。
アンコールは、やはり鳥にちなんでシュトラウスⅡのポルカ「クラップフェンの森にて」 op.336、この演奏が本当言うと一番良かった。かわいい曲に加え、カッコウ笛などの鳥笛が何種類も登場し、最後は指揮者の靴下の中からも登場、指揮者もユーモアある仕草にも会場から大きな拍手が贈られた。実に楽しい雰囲気で終わった印象深いコンサートとなった。満足満足・・・・
帰りは、京橋で降りてエクセルシオーレへ、最近は土曜日も混んでいていつもの一人席は座れない。2階に上がって読書。
日本橋までぶらつきながら、丸善コムサで物色し、マフラーを2本買って帰宅。