ちょっと一杯

飲み会に誘われたので、夕方より八重洲中央の待ち合わせの場所へ・・・
土間土間(どまどま)という居酒屋は、飲み物も安くなかなか落ち着いた雰囲気であった。
そこで、3時間半の間接客をする仕事の喜怒哀楽話をたくさん聞かせてもらった。
某百貨店で勤務した経験話の中に、「嫌なことがあってもそれを顔に出してはいけない」
と先輩に指導されたそうである。「自分を女優と思いなさい」ということらしい。
なるほど、接客をしている方々の笑顔にはそんな秘密があったのかぁと感心するばかり。
***にーらんどのアルバイトでも同様に、映画作りの現場に例えて何があっても裏方を
見せない、裏方の話をしないらしい。そうでなければ夢を見させる仕事はできないのだろう。
また某お菓子屋さんでは、コンビニ敬語の「・・の方になります」「**円から頂きます」は
徹底して指導しているとのこと。そして、何も買わず「保冷剤だけください」「袋だけください」
と例え無理な依頼でも笑顔で応対するらしい。それぞれの接客業には、人には知られない努力が
あるのだなぁとつくづく感心した。