真珠湾

読了『真珠湾―十二月八日の終戦』池上司

真珠湾―十二月八日の終戦 (文芸シリーズ)

真珠湾―十二月八日の終戦 (文芸シリーズ)

昼休みに出向いた図書館で、この本をたまたま手にしたのは12月8日だった。
何も意識せず借りてきた本だったが、何か運命的なものを感じた。
この本では、開戦前の日米の外交交渉とその裏で進められる開戦になった場合の準備
が日米双方から描かれている。
史実を元に小生かされている分かなりのリアリティがあって、興味深く読み終えた。
今まで、なぜ真珠湾攻撃で第2派の攻撃がされず、近海にあった空母や石油備蓄施設
に攻撃をしなかったかが謎だったが、この本を読んで納得した。
奇しくもNHKの「そのとき歴史が動いた」で真珠湾攻撃を取り上げていたのも
季節柄の話題だったのか・・・
google earth真珠湾を見ると、思いのほか小さかった。