LA FOLLE JOURNEE au JAPON

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日」音楽祭 2007 へやっと参りました。
今年で3年目の会場は、例年の通り人人人・・・

今日の公演時間を30分勘違いしていて、家を出たときはぎりぎり。携帯で駅前探検
のサイトで調べると、日比谷に10分前に到着予定!!ぎゃーと心は焦れど、電車は
速くならず・・・日比谷からまたAホールが一番遠い距離。
やっとのことでAホールへ入るや「開演いたしますとお席へご案内できません」と
係員が声をかけてくれる・・・やっとのことで席へ到着したとたんに開演〜♪
汗だくになりながら、演奏を聴く。
◆412公演
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団 ドミトリー・リス(指揮)
リムスキー=コルサコフ : 交響組曲「シェヘラザード」作品35
モスクワ音楽院でキタエンコに師事したというリスによる、シエラザード
この曲は、どうも弱い・・・あの哀愁漂うメロディを聴くと、アラビアンナイトの夢の世界へ
入ってしまう。いつもはダイナミックにして叙情たっぷりのゲルギエフのCDを聴いているが
今日の演奏もなかなか、味わい深いいい演奏だったと思う。特に独奏部のコンサートマスター
ヴァイオリンはいい響きだった。満足満足
◆413公演
小曽根真(ピアノ)東京都交響楽団 井上道義(指揮)
ガーシュウィン : ヘ調のピアノ協奏曲
ガーシュウィン : ラプソディ・イン・ブルー
な・なんだこのピアニストは!!!すごすぎる〜 ジャズが本業であるだけに、今日は実に
乗りまくって演奏。それが、ものすごいテクニック。指揮の井上氏ものりのりで、まさに
ぴったりの意気で2曲とも楽しませてくれた。
特にラプソディー・イン・ブルーでは、得意のジャズピアノをたっぷり披露してくれたが
それが、またそんじょそこいらの演奏とは違う。クラシックのピアニストでは、到底こんな
演奏はまねできないだろうという、まさにジャズのリズムが踊りまくっている演奏。
もうメロメロになってしまった。途中ドラムも合わせて、たぷりセッションを堪能させてくれた。
会場は「のだめ」の影響からか、子どもが多くいたが、なんとラッキーなお子達か。
こんな素敵な演奏に小さい頃に触れるなんて。
曲の後半には、のだめと千秋の告白シーンが思い出されて、涙がウルウルしてきてしまった・・・
いやぁ、すばらしい演奏に立ち会えてじつに感激である。
演奏後の会場からの拍手もものすごく、この演奏のすばらしさを讃えているかのようであった。
ブラヴォー!