プロムナードコンサート♪

プロムナードコンサートNo.325
サントリーホール
指揮:ジェイムズ・デプリースト
チェロ:トルレイフ・テデーン
曲目
チャイコフスキー:幻想的序曲『ロメオとジュリエット』
チャイコフスキーロココ風の主題による変奏曲イ長調op.33
ラフマニノフ:交響的舞曲op.45
久しぶりのデプリースト氏の指揮と都響を堪能。
ロココ風〜のソリスト テデーンのチェロは実にすばらしい響きであった。
自分のチェロとはまったく違う音色にただただ驚くばかり・・・
実際に演奏する姿を見ると、かなりの超絶技巧に舌を巻く。
アンコールにバッハの無伴奏1番からサラバンドを聴かせてくれた。
ラフマニノフの交響的舞曲は初めて聴いたが、ラフマニノフの響きだけでなく
ところによりメンデルスゾーンの音色やファリアのようなリズムありと、実に
多彩な響きであった。ラフマニノフ晩年の作。1楽章にはラフマニノフを長い間
苦しめた心の病の元凶「交響曲第1番」の主題も聞こえてくるなど面白い作品で
あった。
アンコールはラフマニノフのヴォーカリーズ 都響の弦は実にいい♪
帰りにANAホテルを通ると、すでにクリスマスの装いがされていた。