魁夷を堪能

26日に出勤だったため、本日は代休。そこで、月曜日にもかかわらず
休館日ではない国立近代美術館の東山魁夷展へ行く。
今日は月曜日なので開館しているのを知らない人が多いと思いきや
結構な人の出だった。
東山魁夷の作品は青と緑が好きである。魁夷の作品の中にある抒情性と
深い精神性は、ひとつひとつの作品にあり、気品に満ちている。
どの作品も自然を心象風景と捉えながら、写実を超えたリアリズムをも
同時に感じることのできる不思議な世界であって、静かさが聴こえてくるようでも
ある。
今回の作品展では代表的な作品が100点以上集まり、スケッチや習作を含めかなりの
作品を時代やテーマに沿って鑑賞できる。中でも青を基調として月を描いた作品や
萩の青海島の風景を描いた唐招提寺御影堂の障壁画からは《濤声》を見ることが出来て
嬉しかった。
数年前に行った青海島のエメラルドグリーンの海が大画面に収められているのは、感激
であった。
魁夷を堪能した後、日本橋のコレドにあるフランス料理の店キャトリエムで昼食。
店名はフランス語で4番目を表すので、店員さんになぜ4番目なのか聞いてみたら
銀座のレカンの支店として4番目だからという答えであった。
ジャガイモのポタージュや豚肉のトマト煮はおいしかった。
そして、最後は1Fにある大好きな上島珈琲の黒糖ミルクコーヒーを堪能し帰途へ。
今日は、最高にいい日であった♪