シェーファー

昨日、今日と土日返上で朝早くから仕事に出勤・・・
しかも雨・・・
この一週間仕事三昧でへとへと状態だったが、午後から
コンサートがあるので最後の力を振り絞る・・・

都響プロムナードコンサート サントリーホール
指揮:ヘンリク・シェーファー
ヴァイオリン:竹澤恭子
ハープ:早川りさこ
曲目
ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲
ブルッフスコットランド幻想曲 op.46
シューマン交響曲第3番 変ホ長調 『ライン』 op.97
新進気鋭の指揮者ヘンリク・シェーファーであった。
姿形もじつにかっこいいが、指揮も実に堂々たるものであった。
今日の曲目は、自分の大好きな曲ばかりが並んでいて嬉しい。
オベロンはこんな曲だったかろうかと思わせるようなすばらしい
ハーモニックを聴かせてくれた。特に弦楽器の響きが良かった。
盛り上がって終わるコーダはきびきびとしていて、力強い。
スコットランド幻想曲では、独創の竹澤恭子の情感たっぷりの
演奏に思わず涙があふれてきた。1楽章冒頭から主旋律が奏でられる
ところは実に美しい・・・5楽章まで息をも着かせず竹澤のヴァイオリン
は流れるように奏でられ、会場からも大きな拍手が鳴り止まなかった。
最後の曲シューマンでは、シェーファーの小気味の良い速いテンポでの
演奏だった。大好きな5楽章もいいテンポで、コーダではシェーファー
思い入れのある独特のリズム変化があって、それもなかなか味わい深かった。
いや、いい演奏だった♪溜池山王から仕事場へ戻り、最後の踏ん張りを見せて
から帰宅・・・疲れたが、いい音楽でほんわか気分になれた。