弦楽四重奏曲第20番 ニ長調 「ホフマイスター」 K. 499

ハイドンセットから1年半、弦楽四重奏のセットを作る気だったわけではなく
モーツアルトは単独の弦楽四重奏を作曲している。
当時弦楽四重奏は6曲をセットに印刷してるので、1曲だけ単独は珍しい。
表題についているのはハイドンセットを印刷した業者とライバルにあった社長さんの名前。
以前から付き合いのあった主人には、前借をしたりといろいろ借りがあった
のでモーツアルトが借金のかたに作曲したというのが通説。
斬新な作曲技法の披露でもなく、芸術性を追及したでもなく、アマチュア向けの技術的に
簡易な曲というわけでもなく、どっちつかずの曲だが結構面白い。
1楽章の明るく軽快な舞曲風の主題は、様々な変化があり、短調に変化しようとしたりと
その様変わりを充分楽しめる。2楽章のニ短調にいつものものものしさは無く、3楽章の
叙情豊かな旋律にも魅力がある。4楽章はテーマの繰り返しがくどいがスケールも大きく
堂々としている。全体にチェロの活躍場面が多いように思えたが、このあたりも好感のもてるところであった。
モザイクカルテット

金*日の邸宅発見というYAHOOニュースを見て、グーグルでピョンヤン上空を必至で探す。
見つけました・・・確かにピョンヤンの北を流れる川の北部の小高い丘の上に・・・すぐ横に競馬場らしいものが
あるので、馬が好きな金*日らしい場所かな・・・