読了 シェイクスピア『ハムレット』ハムレット (白水Uブックス (23))作者: ウィリアム・シェイクスピア,小田島雄志出版社/メーカー: 白水社発売日: 1983/10/01メディア: 新書購入: 7人 クリック: 74回この商品を含むブログ (19件) を見る

父親であるデンマーク王が死んだ後、父の弟である叔父は母と再婚し王位を継承する。
若き王子は、それだけでも思い悩む中、父の亡霊により父が叔父に毒殺されたことを
伝えられる。
To be.or not to be.で有名なハムレットだが、訳者小田島氏は「生きるべきか、死ぬべきか」
とは訳していない。それが小田島訳の現代的な訳なのだそうだが・・・英国人はどう読んでいるのだろうか?
果たして、狂人を装いながら復讐を誓うハムレットだが、この数日後たまたまNHK BSで
浅利啓太演出の中国語による「ハムレット」を見る機会があり、やはりこの劇は、観てこそ
ハムレットの心境がよくわかるのだなとあらためて思う。