2009-08-14から1日間の記事一覧

弦楽四重奏曲第23番 ヘ長調 K. 590 「プロイセン王第3番」

1楽章の第2主題辺りでチェロを活躍させているが、前の2曲と比べるとあまりチェロの 前面にという印象は薄い。2楽章には主題を繰り返し、変奏風に展開させていてなかなか 面白い。チェロは伴奏として活躍。 これら3曲は、モーツアルトが自費出版をしよう…

弦楽四重奏曲第22番 変ロ長調 K. 589 「プロイセン王第2番」

3楽章の雄大なメヌエット、4楽章の力強さが印象に残る。やはりチェロが目立つような 場面が多くある。

弦楽四重奏曲第21番 ニ長調 K. 575 「プロイセン王第1番」

2楽章、4楽章にチェロをたっぷり歌わせている。こんなにチェロを前面に活躍させている 弦楽四重奏は無かったように思う。しかし、主題も構成もハイドンセットの新鮮さに比べると どうも面白みにかける。

モーツアルト 弦楽四重奏 最終夜♪

いよいよモーツアルトの弦楽四重奏も最後の3曲となった。 20番のホフマイスターから3年たっての作曲である。 1789年、この年の4月8日から6月4日までのベルリン旅行に行ったモーツアルトは 国王ウィルヘルム2世に作曲を依頼されたという。ハイドンも…