聖徳太子とヨット

最近、話をしている最中に「話の中で悪いけど」と中断される時に
「大丈夫、一緒に話していいよ。聖徳太子と同じで12人の話を・・・
順番で聞けるから」と言って笑いをとっていた。勿論、聖徳太子
「同時に」話を聞けたというエピソードを、「順番に」と誰でも出来そうな
話に変えていたつもりだが、同時か順番かより重大な指摘を受けた。
「12人じゃないのでは」という指摘である。「冠位十二階」と混同しているのでは?」
「ん?そういえばなんか聞いたことがあったような」と心配になって
調べてみたら、確かに十人だった。
ついでながらウィキペディアによれば「厩戸皇子がある時、人々の請願を聞く
機会があった。我先にと口を開いた請願者の数は10人にも上ったが、皇子は全て
の人が発した言葉を漏らさず理解し、的確な答えを返したという。この皇子の聡明
さを讃えて、これ以降皇子は豊聡耳(とよとみみ)とも呼ばれるようになった。
しかし実際には、10人が太子に順番に相談し、そして10人全ての話を聞いた後
それぞれに的確な助言を残した、つまり記憶力が優れていた、という説が有力である。」
と解説されていて、どうも順番に聞いていたようである。
まるっきりジョークになっていなかった・・・とほほ