月そして、久しぶりの山本周五郎
今宵は中秋の名月であった。
旧暦の8月15日となるこの日の月は実にきれいだった。
月をぼんやり見上げているのは、何ともいえずいい時間だ。
十三夜の月も見る風習は日本独自らしいが、今年は10月23日とのこと
忘れずに見なくては・・・
月見の日には、おだんごやお餅、ススキ、サトイモなどをお供えして月を眺めるそうだが
十三夜には、月見団子の他に栗や枝豆をお供えするそうだ。
今日もお供えは準備できなかったが、十三夜にはお団子に栗と枝豆を用意してみようか。
ところで、久しぶりに山本周五郎の本を読み始めた。
海外のミステリーも面白いのだが、やはり翻訳となると、読んでいて
微妙に慣れ親しんだ言葉遣いと違うので疲れを感じてしまう。
そんな時、読んでいてほっと安心するのが山本周五郎だったりする。
- 作者: 山本周五郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1981/08/27
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
彷彿とさせてくれて、板塀に豆腐屋のラッパの音というような風景が
頭に浮かんでくるのが、またほっとさせてくれる要因になっている。
先日図書館でミステリーベスト201なる本を借りてきたので、過去の
名作を探す間、のんびり周五郎で愉しむつもりである。
さてさて・・・
今は電車で通勤しているが、いつも同じ時間、同じ乗車位置で
乗ると結構面白い。同じ顔ぶれが乗り合わせるのが、なんとも変な
仲間意識を感じさせ、たまに見かけないと「あれ?今日は休みなのかな?」
などと思ってしまう。
今日は、そんな中の一人と会えなくなってしまうことがわかってややショック
であった。話したこともなければ、会釈すらしたこと無いのだが、自分の乗る駅
より後に乗ってきて、いつも同じドアでご対面する。たまたま同じ駅で降りて
自分より先にその人の勤め先?アルバイト先?に入るのを良く見るので、駅前の
喫茶店(2F)に勤めているのだなぁと知ってしまったのだが、なんと今日その
店に「20日で閉店しました」と書かれていた。
そういえば、先週の金曜(21日)にも、今日も出会わなかったわけだ・・・
寂しい黒猫にゃー・・・
暑くても弱冷房車の2つ目のドアに乗っていたのになぁ浦安 シャノアール