読了 シェイクスピア『オセロ』オセロー (白水Uブックス (27))作者: ウィリアム・シェイクスピア,小田島雄志出版社/メーカー: 白水社発売日: 1983/10/01メディア: 新書 クリック: 7回この商品を含むブログ (14件) を見る

なるほど、これを読んでなぜボードゲームにオセロと名づけたかがわかった。
ヴェニスの将軍であり貴族であるオセロが、部下のイァーゴーの奸計にかかり、
妻デズデモーナの貞操を疑い殺してしまうが、のち真実を知ったオセロは悔やみ自殺する
という実に悲しい話。しかし、この劇ほど不条理な劇は無い。
オセロを騙すのはディズニーのアラジンで出てきたオウムと同じ名前である。そこにも
なるほどと合点をしてしまった。
面白いのは妻の持っていた問題のハンカチ。イチゴのデザインの刺繍らしいが、なんとも微笑ましいおしゃれグッズである。