黒田清輝記念室

芸大美術館をあとにして、木曜と土曜の午後しか開かない黒田清輝記念室へ行く。ここでは「智」「感」「情」の三部作と「昔語り」下絵の舞妓がお気に入りで、開いているとつい寄ってしまうところである。無料であるところも渋い・・・
今日は、年表を見ながら新たな発見をした。黒田清輝の印象がずんぐりむっくりのおじさんというイメージが強く、「読書」や「湖畔」などの作品もかなり熟年期に描かれていたと思い込んでいたのだが、読書は25歳、湖畔や「智」「感」「情」は31歳の時の作品なのである。黒田清輝恐るべし・・・