弦楽四重奏曲 第18番 イ長調 K.464

ハイドンセット中で最大規模。この曲全体を透明で柔らかな雰囲気が貫いている。ベートーヴェン
この曲が気に入り、第4楽章を自ら写譜したという。
1楽章も2楽章も冒頭からすぐに雰囲気を大きく変化させるなど、面白い構成になっている。3楽章の
穏やかな旋律は天国的ですばらしい。4楽章はチェロやヴィオラを活躍させていて、実に面白い。
どことなくベートヴェン的な作風のようにも感じる。
モザイク・クァルテット