2009-08-12 弦楽四重奏曲 第18番 イ長調 K.464 ハイドンセット中で最大規模。この曲全体を透明で柔らかな雰囲気が貫いている。ベートーヴェンも この曲が気に入り、第4楽章を自ら写譜したという。 1楽章も2楽章も冒頭からすぐに雰囲気を大きく変化させるなど、面白い構成になっている。3楽章の 穏やかな旋律は天国的ですばらしい。4楽章はチェロやヴィオラを活躍させていて、実に面白い。 どことなくベートヴェン的な作風のようにも感じる。 モザイク・クァルテット