ベートーヴェン ピアノソナタ7

午前中は仕事へ・・・
昼は家族でラーメンを食す。好みのラーメン店だが休日の昼は混んでいた。
いつもは「かに玉ラーメン」を頼むのだが、今日は変化をつけて「スーラータンメン」
を頼む。銀座の星福のとは違い強い酸味はなかった。少しだけ酸味があってこれはこれで
なかなか美味であった。

◆ピアノ・ソナタ第15番 ニ長調 「田園」 Op. 28
ピアノ:エテラ・チュプリク

この曲につけられた「田園」は、ベートーヴェン自身が命名したのではなく
牧歌的な曲想から10年後にハンブルクの出版社がつけたという。
自筆譜には「1801年」と書かれていることから、14番の「月光」を書いた
直後に作曲されている。1楽章からやわらかな旋律に満ち満ちている。
2楽章は一転してやや暗い雰囲気になっている。どことなく交響曲3番の葬送行進曲風
にも聞こえる。表題がベートーヴェン自身がつけたものではないので「田園」のイメージに
とらわれることはないので葬送に聞こえるものまたよし・・・ただ、途中からかわいらしい
フレーズに変化を見せ、また葬送とはかけ離れたイメージとなっているが、最後にまた
葬送に戻るとともに、変奏が加えられさまざまな顔を見せてくれる。意外に面白く聞ける。
雨だれのような主題が印象的な3楽章と続き、最後にきらびやかに、力強く4楽章が曲全体を
閉める。全曲を通して左手で持続的に低音でリズムを刻んでいるのが特徴の曲である。