2009-01-01から1年間の記事一覧

弦楽四重奏曲 第7番 変ホ長調 K.160 (159a)

ミラノシリーズ最後の曲だが、3楽章はザルツブルクに帰ってから加えたらしい。 この曲はまさにディベルティメントそのものだ。華やかで、活気があって・・ 1楽章の冒頭は有名なディベルティメントのテーマではないか・・・ Eder Quartet http://ml.naxos.j…

弦楽四重奏曲 第6番 変ロ長調 K.159

ミラノシリーズ唯一「緩」から始まる3楽章構成の曲。 2楽章はまるでシンフォニーのようなスケールなのに驚く。3楽章はディベルティメントかな。 Eder Quartet

弦楽四重奏曲第5番 ヘ長調 K. 158

うーん、ヴァイオリンを歌わせているのが1,3楽章で前面に出すぎている感があって あまり好きになれない曲かな・・・しかし、2楽章はカノン風ソナタ形式で実に艶やか。 様々な色彩に変化していく。 アメリカ弦楽四重奏団

弦楽四重奏曲 第4番 ハ長調 K.157

わお!この曲には華がある・・・チェロやヴィオラの使い方がなかなか乙である。 1楽章第2主題ははっとさせられるいい響きである。 3楽章は「おや?これモーツアルト?」という意外性のある出だし。走り回って、駆け回って あっという間に終わってしまう、…

弦楽四重奏曲第3番 ト長調 K. 156

「ミラノ四重奏曲」の第2曲目。オリジナルの短調の第2楽章は、父レオポルトに聴衆に合わない難しい曲だと 書き直させられている。現在演奏されるのは書き直されたものだが、Eder Quartetではオリジナルも合わせて 演奏されている。オリジナルのほうが自分…

弦楽四重奏曲 第2番 ニ長調 K.155 (134a)

1772年第3回イタリア旅行中に作曲。この作品から第7番までの6曲は「ミラノ四重奏曲」と呼ばれ、 第5を除いて、すべて「急・緩・急」の典型的なイタリア式3楽章形式。 ディベルティメントを聴いているような明るい1・3楽章。「退屈しのぎ」の作曲とは…

弦楽四重奏曲第1番 ト長調 K. 80

モーツアルト14歳の時の作品。初めてのイタリア旅行の際に1晩で3楽章を 書き上げ、その後他の楽章を付け加えている。4楽章は17歳の時に加えたらしい。 アダージョから始まる一連の弦楽四重奏中では異質な作品である。 しかし、1楽章の旋律はなかなか…

モーツアルト 弦楽四重奏♪第一夜

終日自室で音楽を聴きながらお勉強・・・ チャイコフスキー、トレルリ、ラロと手当たりしだい聴いていたが 夕飯後よりモーツアルトの弦楽四重奏を順番に聴いていくことにする。

アマルフィ

映画『アマルフィ 女神の報酬』を観る。 なかなか面白かった。アマルフィの風景は一度見てみたいと思った。 それより、映画の中でイタリアのレストランが出ていたが、じつにおいしそうだった。 手にしたキャラメルポップコーンをぺろりと食べてしまった。

ハイドンのそっくりさん

今日は日がなハイドンを聞いていたが、似ているテーマが何度も出てきたので メモしてみた。まずはこのそっくりさん。 交響曲第59番 イ長調 「火事」 Hob.I:59 - IV. Allegro assai http://ml.naxos.jp/work/321880 交響曲第103番 変ホ長調 「太鼓連打」 Hob.…

盆踊り風

今日は一日家の中で自己研鑽に励む。夕刻より近くの広場で鳴り響く 盆踊りの音楽♪何気に太鼓をたたくまねをしてみる・・・ここからしてお馬鹿である。 自然と口から出てきたのは有名なメロディ、「チャッチャン、チャチャ チャッチャチャ・・」 その曲を口ず…

4手のためのピアノ・ソナタ ニ長調 K. 381

面白い曲を発見した。モーツアルトの4手のためのピアノ・ソナタ ニ長調 K. 381である。 この曲は16歳の時に姉のナンネルと一緒に弾くということで作曲されたそうだが 1楽章にも3楽章にも「フィガロの結婚」のアリアのテーマが入っている。 「フィガロの…

花火

昼は勉強会、夕方から友人と一杯やってほろ酔いで帰宅。 今日は江戸川の花火大会なので、8時から見物に・・・ 自宅から江戸川の土手までは3分ほどだが、今は外環道路の建設中 なので、今までよりも見晴らしがよく花火を見る。 いやーきれいやね〜 さらに土…

0円

今日も出張で朝早くに出かける。打ち合わせを早めに終えた後時間があったので マックに行く。一緒に行った人がコーヒーを頼むと「ただいま0円でご提供しております」 とただだった。しかし小生は小心者なので、なんとなく申し訳なくマフィンを頼む。 やはり…

森田知事とマクドナルド

今日は仕事がらみで千葉市へ出張し、生森田健作氏を見てきました。スピーチはもうひとつでしたが、挨拶はきちんとされているのが印象的でした。 一日出張の合間を見て、数年ぶりにマクドナルドへ立ち寄りましたが、100円マックでショカシャカチキン、マッ…

まだ明るいうちに仕事から帰宅。夏季は遅くまで残ることが少ないのが うれしい♪雨上がりのバルコニーに出ると南に大きな虹が見えた。 つい先日テレビでイモトさんが虹の上を歩く芸当をやっていたのを思い出す。

ふらりふらり・・・

午前中は仕事へ・・午後から両国の実家へ久しぶりに寄りその足で 銀座へ。伊東屋で文房具を買い求め、帰りは歌舞伎座、勝鬨橋を通って 湾岸から帰途へ。この道はなかなかロケーションが良くなって来ている。 帰宅してからここ最近はまっているベートーヴェン…

赤谷湖

朝、近くの赤谷湖を散策する。 ここには上杉謙信が桜の杖を地面に立てて、この杖から 枝葉が出たら勝機ありと言ったとか・・・ それが見事に木に生長したというが、本当なのだろうか? 赤谷湖は昭和33年に、洪水調整を主な任務として完成した 多目的ダムが…

三峰山登山

群馬県の猿ヶ京温泉へいく。三峰山の登山で足腰がくがくになりながら 頂上手前のパラグライダー出発の場所まで上る。 パラグライダー発進! 怖くないのか?この日、ちょうど日食が観測できる日であったが幸運にも雲の切れ間から 日食を観測することができた…

ちょっとのんびり

なんだかんだと忙しくなっていたので、本も読めず、音楽も聴けずだったが 今日はひさしびりにのんびり・・・ 朝は最近さぼりにさぼっていたチェロを練習する。最近行き帰りに繰り返し 聴いているベートーヴェンのチェロソナタ3番の真似事を弾いて楽しむ♪ そ…

箱根へ

久しぶりに箱根へ旅行に行く。まずは車で厚木から小田原西に向かい、強羅へ。 何回も箱根へ来ているのにケーブルカーを見るのは初めてであった。パチリ 桃源台から大涌谷を見に行く。温泉卵を購入・・・真っ黒 お店には大きなキティちゃんがあったが、よく見…

清澄庭園 ブリヂストン美術館

午後から出かける。まずは清澄庭園へ行ったが、ここは実家のすぐ近くであるにも かかわらず、一度も行ったことがなかった庭園。岩崎弥太郎が集めた全国の奇石が あるのと、中央に位置する池にたくさんの鯉と亀がいるのが特徴である。 久しぶりの強い日差しの…

都響コンサート

指揮 梅田俊明 pfヴァレリー・アファナシエフ ロッシーニ:歌劇「どろぼうかささぎ」序曲 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58 シベリウス:交響曲第1番 ホ短調 op.39 普段は気が向いたときに聴くことしかないロッシーニだが、今日の演奏を聴い…

ルーブル展

今日が西洋美術館のルーブル展最終日ということで、友人の画伯と9時に待ち合わせる。 8時45分に到着。開館45分前にもかかわらずすでに科学博物館の通路まで人がひしめいていた。 しかし、今日は早めに開館したのか9時には館内へ入ることができた。 ま…

パリで見たからいいや・・・

昼過ぎまで仕事に行く。昨日も一日仕事関係だったので、今日ぐらいは 外出したいと友人の画伯と上野へ。 いやいやルーブルは人が多く、100分待ちとの表示が掲げてありやむを得ず 本館を設計したル・コルビュジエ展と常設展のみ鑑賞。 人物の顔の表現、特に唇…

読了 東野圭吾『超・殺人事件』超・殺人事件―推理作家の苦悩 (新潮文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/04/24メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 110回この商品を含むブログ (117件) を見る

実にさらりと書かれた東野氏のアイデアが一杯つまった短編集。 様々な作風を駆使しているので、長編では味わえない東野ワールドを 堪能できる。それぞれに面白いのだが超税金対策殺人事件などは、 ふざけた内容でありながら、最後をしめる技などさすがだと感…

読了 山本武利『日本兵捕虜は何をしゃべったか』日本兵捕虜は何をしゃべったか (文春新書)作者: 山本武利出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/12メディア: 新書 クリック: 12回この商品を含むブログ (7件) を見る

第二次世界大戦の捕虜数で傑出して多いのはドイツである。その数9,451,000 次はソ連かなと思っていたが、ついでフランス5,893,000、イタリア4,906,000 イギリス1,811,000・・・と続き、ソ連は一桁違って215,000、日本はそれより 少ない208,000となっている。…

読了 梶原一明『本田宗一郎の哲学』本田宗一郎の哲学―人生は「得手に帆あげて」生きよ作者: 梶原一明出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2002/03メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (4件) を見る

いや〜、時間だとか空間だとかを頭の中であれこれ考えているのも楽しいが この人のような経験に基づいた「経験論」の方が心に迫ってくる。 「猿も木から落ちる」という格言について、本田は寛容の心を持ち合わせないという。 許される失敗は進歩向上をめざす…

読了 鯨統一郎『オレンジのオレンジの季節作者: 鯨統一郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/08メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (15件) を見る

物語は恋人であり上司でもある女性へのプロポーズから始まる。 この彼女、頭脳明晰、容姿端麗で彼氏は太刀打ちできない実力の持ち主と きている。彼女からの返事は夫となる主人公が仕事をやめ専業主夫として 入婿となることであった。終身給与は彼女のほうが…

ああ・・・右足

一週間がたとうとしているが、右足はまだ痛みがあり 痛みをかばおうとする体は悲鳴をあげている。肩も腰も 脹脛も凝ってつらい・・・・ 外は雨が続き、肌寒い・・・ 久しぶりにマーラーの『さすらう若人の歌』を聴く。もの憂げな 旋律がなぜか今の気分にぴっ…