この作品は前にも読んだことがあったが、どうも好きになれない。 ユダヤ人シャイロックに対する偏見が露骨に表現されているのが不愉快でならない。 当時のユダヤ人迫害に関する歴史的背景についても調べなくては・・・・
本当にくらくらしそうな暑さである。 暑い日の昼に何を食べようかと悩んで、結局 インドカレーとなった。 本格インドカレーとナンはおいしかったが、暑さは 変わらなかった・・・ キーマカレーとマトンカレー
『リチャード2世』の連作となる作品で、リチャード2世を退位させたボルンブリックがヘンリー4世と なり、ヘンリー5世に王位を継承するまでが描かれる。 しかし、今までの歴史劇とは違い、大酒のみで女たらし、しかしどこか憎めない騎士フォールスタッフ…
教え子が若くして亡くなった。やっと念願の教職についたのに残念だ。 つい2週間前にメールがあって、近々みんなで集まろうとしていての突然の連絡に驚いた。 やりたいことがたくさんあったろうにと思うとつらい。通夜には多くの友人が集まってくれていた。 …
朝6時からの散歩は続いている。 朝日を浴びながら川風を感じて歩くのもなかなかいい。 川にはもうたくさんの釣り人が糸をたらしている。 船をモチーフに描いている習作に手を加え、舳先にロープと 桟橋の板を細かく筆を入れてみた・・・・ → ちょっと感じが…
大門にショーロンポーのおいしい店があると、新亜飯店へ友人と行く。 しかし、暑かった・・・東京タワーもひん曲がりそうな暑さ。 前菜3種盛り合わせにショーロンポーを頼んだが、肉汁がたっぷりの ショーロンポーはおいしかった。
今年はきゅうり、なす、万能ねぎ、ピーマンが実に豊作であった。
白水社版のシェイクスピア全集では、シェイクスピアの独特の韻律の台詞も 役者の小田島氏の日本語への改編で読むわけだが、岩波文庫では台詞で韻を踏んでる 箇所はカナで表記もされており、また後段に言葉の解説もあるので勉強になる。 この作品、映画で見た…
朝早く起きて、川べりを散歩する。昨日一昨日と自転車だったが 今日は歩いてみることに。すでに太陽は上がっており日差しを浴びながら のんびり歩く。この日、干潮だったので干潟があったので、降りていくと 白鷺が悠々とえさをついばんでいた。干潟には無数…
本日、誕生日を迎えました。コメントもいただき謝謝(しぇーしぇー)です。 朝早起きし、昨日と反対に海のほうへ自転車で散歩。朝から太陽が出ていて、昨日より汗だくになって 帰宅。昼より京橋へ行き、本屋をめぐり、上島コーヒーで読書。 誕生日だったが、…
ヘンリーだとか、リチャード○世が多いイギリス王朝史。今回は、第1作で読んだ ヘンリー6世の数代前が描かれている。そういえば黒皇太子とかいうお方についての記述 があったなぁと思いつつ、調べてみるとなるほど・・・最初期の『ヘンリー6世』のように 続く…
朝6時に飛び起きて、家の近所の江戸川放水路にできたサイクリングロードへ。 はて、どこまでつながっているのか確かめたくて、川上へ向かう。行徳橋までが 江戸川放水路なので、そこから先は江戸川。朝の散歩に出ている人の多さに驚く。 川では水上スキーの…
今年の夏はシェイクスピアを読むぞ〜と密かに決めて読みすすめてきたが、この作品で シェイクスピアの楽しみ方の限界にぶち当たったような気がする。 舞台はスペイン北東部にあったナヴァール王国。国王と親友3人が学業に専念する誓いを立てる。 そのひとつ…
急に思い立って新車を買おうと、日産やホンダ、トヨタを回って 旧知のモータースに見積もりを出させたのが1週間前。 あっという間に、新車購入に決めた。 補助金やエコカー減税などもっと関心を持っていればと反省するも えいやっと決めてしまった。試乗もし…
シェイクスピアの作品中、登場人物の最も少ないといわれている劇である。最近、シェイクスピアを 読むときに、知人の顔を登場人物にあてはめて読んでいる。これがまた面白い。 この作品のモチーフは、主人公ヴァレンタインとプローテュースの友情と恋人をめ…
部屋の掃除をしていたら忘れかけていたバックの中から『濹東綺譚』が出てきた。 本の間には浅草の「尾張屋」の箸袋が挟まっていた。そうそう、永井荷風がよく 食べに行っていたというのを知って、雷門の並びにある「尾張屋」のかしわ南蛮を 食べにいった時の…
冒頭飲んだくれのスライが眠りほうけているのを、領主のいたずら心で 眼を覚ますと大金持ちになっていて、15年も病で正気に戻っていなかったように 思わせる。そして、まんまと騙されたスライに生まれて始めての劇鑑賞をさせる。 そして、見せる劇こそが劇…
シェイクスピア最初期の喜劇作品である。 モチーフは生き別れになった双子の兄弟が再会するもの だが、シェークスピアが参考としたのが古代ローマの喜劇作家 プラウトゥスの同様のモチーフに双子の召使いを加え、両親も 生き別れになったとすることで、物語…
シェイクスピア全作品中、最も残虐で暴力に溢れているという悲劇、復讐劇。 ローマ帝国の英雄タイタスの凱旋とともに始まる物語は、人望も厚かったタイタスが 皇帝の座を譲るも、譲った皇帝が戦利品として連れ帰ったゴート族の王妃に惑わされ、 王妃とそのム…
哲学自体日本の思考形態にそぐわないと言いきる木田元の哲学論。 口述をまとめたらしいが、この内容が口述されていること自体すごい。 前半のギリシャ哲学で展開される、ソクラテス、プラトン、アリストテレス哲学の 違いはわかりやすい。新聞の書評を見て読…
『リチャード3世』ヘンリー六世 第一部 (白水Uブックス (1))作者: ウィリアム・シェイクスピア,小田島雄志出版社/メーカー: 白水社発売日: 1983/10/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (5件) を見るヘンリー六世 第二部 (白水Uブ…
丸善で見かけ購入。米澤穂信作品は『犬はどこだ』『ボトルネック』でも意外な ストーリー展開で楽しませてもらったが、今回は本格的なミステリー作品。 12人が破格のアルバイト料金につられ参加した密室でのアルバイトは、殺人を 犯す仕掛けの中で過ごす一…
下町を舞台に、昭和の香りを漂わせながら展開される、不可思議な短編連作。 登場する人物が、各作品の中で少しずつ接点を持ちながら、それぞれに味のある 物語となっていく。強盗殺人のあったラーメン屋をじっと見つめる人物、古本に はさまれた栞を介した、…
ある日「となり町」との戦争が静かに勃発。なんと主人公の僕は町役場から敵地偵察 を任ぜられる。戦時下の実感を持てないまま、その任務を遂行する僕。 役所的な、じつに役所的な手続きを、言われるままに受け入れ必死に任務をつづける 主人公に、こうやって…
97年度MWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀長編賞(エドガー賞)を受賞。98年の 「このミステリーがすごい!」の海外編で第2位にランクインされている。 物語は、老弁護士ヘンリーが昔を回想しつつ、当時の様子を織り交ぜながら進められる。 ヘンリー…
イギリスからソ連まで戦時物資を運ぶ護衛を命ぜられるユリシーズ号。立ちはだかる 前例のない嵐とドイツ軍による潜水艦攻撃、航空機攻撃は傷ついたユリシーズと乗組員に 過酷に執拗に迫りくる。海洋小説の金字塔との評判の作品だが、前触れもなく突然襲い掛…
『鷲は・・・』作品で興味を持ったヒギンズ初期の作品。 朝鮮戦争で捕虜になった戦友たち。味方の情報を漏らし多くの同胞を殺したのはだれか。 頭に重大な傷を負い、数年後に意識を取り戻し、その犯人を捜す主人公。 ハードボイルド的な要素をかもし出しなが…
友人の画伯と損保ジャパン東郷青児美術館のユトリロ展へ・・・・ ユトリロの作品をこんなにたくさん見たのは初めてで、ある意味衝撃であった。 今までは、さまざまな画家の作品の中に数点見たときの印象と違ったからだ。 今回発見したのは、ユトリロ自身が作…
落語家がひょんな出会いから、悩み多き人たちに落語を通した話し方教室を やることに。言葉の力について、あらためて考えさせられる作品であった。 本の帯には「読後いい人になっている・・100%」などと書かれているが なるほど読後に少しいい人になるた…
イギリスのチャーチル首相誘拐を描いた『鷲は舞い降りた』の続編である。 物語は、作戦に参加し最後の最後までチャーチルに迫った主人公シュターナー中佐 が、じつは生き残っていたという極秘文書とのめぐり合わせから始まる。 チャーチルに銃口を向けながら…