台風の中、やっと完成させた・・・というより完成とした作品を展覧会の事務局まで 持っていく。最後の最後、手直しがしたい箇所があったが、新潟へ行くことにもなって 乾燥の時間も無くなったのでこれでよしとした。 10月に入ってから連日帰宅後、没頭して…
伯父の葬儀のため、昨晩より新潟へ。 伯父は出会うたびにいろいろチャレンジしていた。「今、暗号を研究している」 「ロシア語にはまって、毎日ラジオで勉強している」と幼心に憧れの人物だった。 自分も何かやってなきゃ気がすまないのは、この伯父が目標だ…
三人の魔女からスコットランドの王になると予言されたマクベスは、 それを実現すべくダンカン王を暗殺し、予言どおりになったかに見えた。 しかし魔女たちは、盟友バンクォーにも彼こそが王の家系を作り出すであろうと 予言していたため、マクベスは盟友を亡…
ぎくしゃくする日中関係のニュースを思い描きながら読了。
オセロに続き、愚かなリア王である。 リアは娘達の中で誰が一番自分のことを愛してくれているかを見誤り、末娘のコーディリア を追放し、長女ゴネリルと次女リーガンに権力を譲る。しかし、二人の娘は権力を得るや 態度を一変させる。失望したリアは狂気と死…
なるほど、これを読んでなぜボードゲームにオセロと名づけたかがわかった。 ヴェニスの将軍であり貴族であるオセロが、部下のイァーゴーの奸計にかかり、 妻デズデモーナの貞操を疑い殺してしまうが、のち真実を知ったオセロは悔やみ自殺する という実に悲し…
ウィーンの公爵ヴィンセンシオは、厳格なアンジェロを代理に立てる。アンジェロは長い間放置されていた法律を復活させ、婚前交渉の罪でクローディオに死刑宣告を下す。やがて命乞いに妹の見習い修道院イザベラがやってくると、人には厳しいアンジェロの評判…
10月末の期限のある展覧会出品めざし、帰宅後毎夜描き足して きたが、描いては消し、削りを繰り返し遅々として進まず・・・ 今回は作品の中心に楽器をあしらうべく、楽器と演奏者の手を 写実的に描くこととした。 弦楽器の質感を出すのがなかなか難しい。 …
この作品、喜劇というジャンルなのか?身分の低い女に見初められ、王様の後ろ盾 で無理やり結婚させられてしまう貴族の悲しいお話か。父の残してくれた治療法で あらゆる医者に匙を投げられた王様に奇跡の回復をさせ、その褒美に一途に思い続けた 高貴な若様…
*読了 シェイクスピア『トロイラスとクレシダ』トロイラスとクレシダ (白水Uブックス (24))作者: ウィリアム・シェイクスピア,小田島雄志出版社/メーカー: 白水社発売日: 1983/10/01メディア: 新書 クリック: 5回この商品を含むブログ (5件) を見るトロイ戦…
日曜日に気が向くと出していた日曜版のクロスワードパズル懸賞。 ついに1等をゲット!10000円のデパート商品券である。 うれしぃー
父親であるデンマーク王が死んだ後、父の弟である叔父は母と再婚し王位を継承する。 若き王子は、それだけでも思い悩む中、父の亡霊により父が叔父に毒殺されたことを 伝えられる。 To be.or not to be.で有名なハムレットだが、訳者小田島氏は「生きるべき…
「十二夜」は、12月25日から12日目、一連のクリスマス祝いの最終日にあたる1月6日の顕現日の夜のことらしいが、この作品中に十二夜の行事に関わるような場面設定や台詞はない。 場面はイタリア 船が難破し、命からがらイリリアの浜辺に辿り着いたヴァイオラ…
銀座5丁目の「一枚の絵」ギャラリー近くに「天一」という店がある。 新聞の広告でよく目にしていたので名前を知っていたが、値が張りそうで とても入りことができないでいたが、今日、高島屋の新館で食事をしようと 寄ったらリーズナブルな値段で食べられる…
As You Like It という題名、どこかのCMに出てくるフレーズで有名である。 この劇の見所はシェイクスピアが作品の多くで使う変装である。 この劇でも変装があって初めて成り立つのだが、見破れんもんかね?と疑問を 持ちながらも鑑賞。 「若き騎士オーラン…
夕食は近くのステーキ屋であった。 円高差益なのか、「今なら・・・」というキャッチフレーズで 280グラムのステーキが提供されていたので、それを注文。 さすがにお腹いっぱいになった。 しかし、たまにはこうガツンと食べたいものだ。
ローマ時代のカエサルへの陰謀・暗殺とその死の余波が描かれている。プルタークスのローマ史に基づいて描かれている。この劇ではシーザーは第3幕の始めに死んでしまい物語の中心的人物ではない。むしろ主人公はブルータスであり、彼の友情と愛国心の間の葛藤…
友人の画伯と上野の西洋美術館『カポディモンテ美術館展』へ。 ナポリの丘の上になる美術館からはルネッサンスからバロックまでの時期の 作品が来ている。 所蔵品の核となっているのは、16世紀にファルネーゼ家が収集した作品と17世紀にナポリを統治したブル…
この作品にも騎士フォールスタッフの名前が登場している。劇中、名前だけで配役はない。 取り巻きたちが「フォールスタッフが病気で寝込んでいる」「ああ、とうとう死んじまった」 と、台詞だけに名前が登場するからだ。取り巻きたちはヘンリー5世のフラン…
昼から出かける。どこへ行こうか迷った。浅草で名物のコロッケを食すか。 向島百花園と言問団子か。とりあえず電車に乗ったら本に夢中になり、気がついたら 大手町。日本橋まで戻ろうかと思ったが、電車内で最近気になっていた広告を思い出す。 「三菱一号館…
『ヘンリー4世』に登場した太っちょで悪だが、どことなく憎めない騎士ジョン・フォールスタッフがまたまた登場する。この喜劇はエリザベス女王からの注文で書かれた作品で、女王をひたすら喜ばせんと冒頭からどたばたと進行する。初版当時から女王や王の前…
舞台はシチリア島のメッシーナ。知事レオナートのもとに凱旋帰国途中のアラゴン大公ドン・ペドロ一行が到着。一行の中の主人公クローディオ伯爵はレオナートの一人娘ヒーローに一目惚れ。クローディオが恋を打ち明けられずにいるのを知った大公ペドロは仮面…
今日は一日代々木のオリンピック記念総合センターに出張であった。夜には教え子のコンサートであったので、出張後しばし時間をつぶす。明治神宮から乗り換え一度乗ってみたかった副都心線で新宿三丁目へ。世界堂で絵の具3色と硬質ジェッソ、グレージングバ…
丸善の売り場で柳田國男の『遠野物語』の横に並んでいた。井上ひさし氏も 亡くなった事だしということで購入。 主人公の若い青年は大学に目的を見出せず休学して、田舎の病院で事務の仕事を している。昼になると向かいの山から決まってトランペットの音が聞…
無謀にも10月末締め切りの展覧会に出品しようと、制作開始。 テーマを何にしようか悩みに悩み、結局こんな感じに・・・・ 12号のキャンバスに、本日はざざざっと下絵まで。
有名でありながらなかなか読む機会のなかった作品であった。 メンデルスゾーンがこの作品を読んで16歳で『序曲』を作曲した話を 知っていただけに、100%御伽噺かと思いきや、結構人間くさい部分も ある話であることがわかって驚いた。 人間世界と妖精…
おお!真っ赤に仕上がった。 夕食で残さずいただく。
歴史劇である。正式な題名は『ジョン王の生と死。英国では悪名高い王が主人公である。 今ではあまり上演される機会がないとのことだが、英国の歴史上重要な時代に生きた 王の物語である。その時代こそ歴史の試験でかならず登場するマグナ=カルタに関係する …
台風の接近により、暴風雨であった。 今日は夏休み最後の一日をとっていたのにこの天気で 台無しである。さらに、この天気の中、義理の母を連れて上野まで 行く用事があったが、幸い道中は雨風もある程度収まって なんとか無事に上野動物園脇にある森鴎外の…